料理人の海外転職 成功事例

海外転職に成功した先輩たちにインタビュー

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Hiroyuki Murakami 寿司職人

日本に比べて海外では寿司職人という職業をリスペクトしてくれているように感じる。

高校生のときからアルバイトで入った寿司屋に就職し、海外出店店舗で働ける機会があり33歳のとき立候補しました。
それまで海外に行った経験はなく、ハワイの店舗へ一週間研修に行っただけで、二回目の海外が勤務先となるマレーシアでした。

東南アジアなので勝手な思い込みでもう少しジャングルのような所かと思っていましたが、実際は高層ビルが立ち並ぶ洗練された街。
時間がゆっくり流れているような気がして自分としては住みやすいという印象を受けました。

マレーシアの皇族の方など日本では経験することのないVIPの方に寿司を握れるなど刺激的な毎日です。

自分の店は日本語を話せるスタッフが常駐していることもあり、自身の英語でのコミュニケーションに未だ課題はありますが英語を聞くことはできるようになってきました。
ただし、寿司屋に来ているということもあり、お客さんが自分が覚えている日本語を使ってくれる事が多いので、それに対して自分が返すとお客さんには喜んでいただけます。喋れないながらもコミュニケーションをとれるのは寿司屋や和食ならではかなと思います。

もっとお客さんと喋りたい、それが楽しいという人が海外に向いていると思います。
日本ではお客さんと話す時間がなかなかとれませんがここではゆっくりお客さんと向き合う時間が持てます。
こちらが握りを出すことが一つの演劇、舞台のような価値をお客さんが見出してくれていると思っています。
日本に比べて海外では寿司職人という職業をリスペクトしてくれているように感じますね。

日本にいると井の中の蛙といいますか、海外にでると価値観が大きく広がると思います。
言葉だったり、コミュニケーションの取り方であったり。握りを通じ日本よりもお客さんとのつながりを強く持てるのでそれがどんどんと広がっていく感覚がとてもいいと思います。
人材が育てば他の国にもどんどん回りたい、色々な世界に行って寿司を握ってみたいです。
海外で働いて日本のせわしなさをとても感じているのでこれからもずっと海外で働いていたいです。