英語力に問題がある日本人シェフを採用後、最高のパフォーマンスをしてもらうためにすべきことは?

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寿司のスキルも和食のスキルも十分にあり、人間性も問題ないが、英語力だけ心もとない、、、日本料理店の採用担当者であれば、このような日本人候補者に出会い、オファーを出すべきかどうか悩まれた経験があるのではないでしょうか。この記事では、英語力に問題のある日本人シェフを採用後、どのようにサポートするべきか、ご説明させていただきます。

1. なぜ日本人は英語が得意ではないのか?

英語の流暢な日本人は全体の10%以下!?

訪日経験のある方であれば分かると思いますが、日本中の飲食店の中で、メニューや食材に関して流暢な英語で説明できるスタッフが常勤しているお店は都市部や観光地の高級店に集中しており、全体の10%にも満たないのが現状です。

事実、全世界112か国で約200万人が受験した英語テストを元に、英語教育のリーディングカンパニーのひとつであるEF Education Fastが発表した2021年のレポートによると、日本の英語力は112か国中78位という結果でした。

日本人は自分の英語力が恥ずかしくて話せない!?

日本では中学高校の6年間で平均して1,000時間~1,500時間程度英語を学んでいるのですが、完璧さを求める国民性が災いしてか、ブロークンな英語を話すことが恥ずかしいという意識があり、自ら積極的に外国人の交流ができずにいつしか英語も忘れてしまう方がほとんど、というのが実情です。

驚くかもしれませんが、2020年時点で日本人のパスポート保有率は20~25%に過ぎず、海外の方と接点を持つ日本人自体がそもそも少数派であるのです。

2. 英語が得意な日本人シェフはどこにいる?

それでは、英語が得意な日本人シェフはどこにいけば会えるのでしょうか。

海外の飲食店ですでに働いている

語学は習うより慣れろ、とはよくいったもので海外勤務の結果、英語が上達したシェフは多いです。非英語圏の国でも、富裕層をターゲットとしている日本料理店の場合、スタッフの共通言語を英語にしているお店は多いため、コミュニケーションレベル程度の英語力がある日本人シェフは海外の日本料理店で多く見かけます。

外国人客の多い国内店で働いている場合

外国人が多い東京都心部の飲食店や、欧米人外国人観光客の多い京都やニセコ、白馬などの観光地にある飲食店の場合、必然的に外国人客とコミュニケーションを取る機会が増えますので、英語が上達しやすい環境にあると言えます。おまかせの高級鮨店の中では社員教育の一環として英語教育を取り入れている店もあります。

将来を見据えて語学力を伸ばす努力をしている場合

現在働く環境で英語を使う機会がないにしても、将来海外で働く事を夢見て、空き時間で英会話スクールに通うモチベーションの高い若手シェフも存在します。最近ではyoutubeやnetflixなどで英語を覚える方も増えてきています。

3. 英語の苦手なシェフに最高のパフォーマンスを発揮してもらうためには?

ここまでご説明した通り、英語の話せる日本人シェフの数は非常に限られており、採用は簡単ではありません。それでは、英語の苦手なシェフを採用したとして、彼らに最高のパフォーマンスを発揮してもらうためにお店にすべきことをいくつか提案させて頂きます。

英語力の向上にインセンティブをつける

「英語力だけがネック」でそれ以外に問題が見当たらない場合、条件付きで採用オファーを出してみるのはいかがでしょう?採用オファーから実際に渡航するまでにも時間があるわけで、その間に英語の勉強をしてもらい、期限までに目標の英語力に達した場合に給料を上げる、ボーナスに加算するなどの条件があれば、候補者のモチベーションにもつながるはずです。

ローカルスタッフとのコミュニケーション方法を工夫する

コミュニケーションは相互で成り立つものですので、日本人シェフ、ローカルスタッフ側双方に協力を求めるのも一案です。多くの日本人はすでに6年間勉強している事もあり、基本的な英単語の意味は理解できますが、会話となると早くてついていけない事が多いため、ローカルスタッフにはボディランゲージを含めたゆっくりとした会話をお願いすると、それだけでもコミュニケーションの理解度は高まります。また、難しい単語で伝わらない場合は、簡単な単語で伝えてみてもいいかもしれません。

日本語の話せるスタッフを採用する

日本人シェフとローカルスタッフの間に入る役割を担うスタッフとして日本語の話せるスタッフを採用するのも一案です。英語の話せる日本人でも、日本語の話せるローカルスタッフでも構いません。お互いに細かいニュアンスが伝わらないような場面では重宝することでしょう。全世界で日本語を学習する外国人は東アジアやASEANエリアを中心に約300万人と言われており、このエリアでは、日本語の話せるローカルスタッフも採用しやすいはずです。

英語はあくまでも伝達手段のひとつであり、日本人シェフ、ローカルスタッフともにしっかりコミュニケーションをとりよいお店を作り上げることがゴールです。日本人シェフの英語力がこころもとなくても、相互で歩み寄れば必ず解決策は見つかるはずですので、今回の記事を参考にしてみてください。

4. 採用に困ったら?

「日本人寿司職人に向けた自分の店のアピールポイントが分からない」
「こんな人材採用したいのですが、どうやっていいかわからない」
「以前自分たちで採用活動して失敗したので、今回は人材会社で本当に良い寿司職人を見つけてほしい」
「日本語ができるスタッフがいないので、日本人採用業務を丸投げしたい」

など採用に困りごとがありましたら、和食エージェントにまでお気軽にご相談ください。

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